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ワンデイインプラントを利用する最大のメリットは、1日で仮歯まで入ることでしょう。歯がない状態が発生しないため審美性を損なわず、2回法に比べて食事もしやすい治療法です。
インプラント治療では平均すると数ヶ月から2~3年程度の期間を要します。ワンデイインプラントでも、インプラント治療を受けるために口腔内トラブルの解消のため時間を必要としますが、これは従来のインプラント治療でも同様です。
一方で、ワンデイインプラントのデメリットというと、治療により丸一日拘束されることなどが挙げられます。
たとえば9時に来院したとして、体調や歯肉のチェック、口腔内クリーニングの準備から始めます。およそ1時間後に麻酔、インプラント埋入手術を開始します。治療時間はおよそ1時間ほどです。
このときに上部構造(被せ物・人工歯)の型取りをすることがあります。さらにそのあと麻酔からの回復時間を経て、上部構造が完成したら装着。
ここまでの治療が終わるには、大体17時頃までかかります。※あくまでも一例です
インプラントについてのカウンセリングから、手術が行われる当日はどんな流れになるのかを簡単に紹介します。
クリニックによって流れや内容は多少異なりますが、だいたい以下のような流れとなることがほとんどです。
受付を済ませたら、健康チェックを受けます。健康状態と歯肉の状態や口腔内の清掃と消毒をします。
インプラント体を埋め込むためには歯茎を切開する必要があります。予定していた箇所にドリルなどで穴をあけてインプラント体を埋め込みます。インプラント体の埋入が終わったら切開した箇所の縫合です。縫合にかかる時間はおよそ10分程度となっています。
咬合採得(こうごうさいとく)とはインプラント体に装着する上部構造(人工歯)の噛み合わせやバランスを調整するための型取りをする作業です。この作業が終わったら患者は上部構造の製作が終わるまで、ひとまず休憩となります。
患者が休んでいる間に技工士が咬合採得で得た型から作った歯科模型をベースに、上部構造の調整などを済ませるのです。
クリニックによりますが、調整が終わったら仮歯か最終補綴物をインプラント体へ装着します。噛み合わせやバランスなどの最終チェックをして、トラブルがなければネジで固定して装着完了。医師から装着後の生活習慣や食生活についての指導を受けたり、痛み止めや化膿止めなどの薬を受け取って終了です。
また、ワンデイインプラントに限りませんが、インプラント埋入後は定期的な検診が大切となります。保証の条件に定期通院が入っている場合もありますので、長くインプラントを使いたいならば、決められた時期にしっかり検診を受けましょう。
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